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人類は生態系のトップに君臨するが……
──知性を持つことが、必ずしも生物の到達点ではない──
本日、YouTubeを観ていたら上記の言葉に出会いたいへん面白いと思った。地球上で人類は、知性を持つがゆえに生態系のトップに君臨している。だからこそ何となく知性を持つことが、生物の到達点だと思っていた。しかし、知性を持つことが、必ずしも生物の到達点ではない、という言葉に出会い嬉しくなった。
ある意味、人類は知性を持つがゆえ醜く、地球にとってはもっとも害をもたらす生物だ。おのれの繁栄のため環境を破壊し、戦争を続け、多くの生物を殺して来た。
知性を持つことが、必ずしも生物の到達点ではない。愛犬シーズーのシーと暮らしているとそれが実感できる。シーは尊い。この尊さは人間にはない。シーは人間よりも神に近いのだ。遠からず人類は滅び、人類の遺したすべての痕跡も植物に覆われてしまうだろう。
今朝はシーと一緒に、チャイコフスキーの弦楽セレナード第1楽章(小澤征爾指揮)を聴いている。
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