慕   情

11/43
前へ
/315ページ
次へ
夜になって… 芝山の屋敷に呼ばれていた春紀は 今の住宅建設現場の様子を、 勧められるままに 高級酒のグラスを傾けながら しばらく過ごしていたが…… c29cf0cc-dc07-40f9-ac0c-13e69a542778 「仕事のほうは君達のやりようで  充分だよ…今夜きてもらったのは」 芝山は言葉を随分選んでいた。 「実はね…葛城くん…  いや…笠岡亮一に…  話があってきてもらったんだ」 「 え?! 」 普段忘れていた名に 春紀は戸惑った……。
/315ページ

最初のコメントを投稿しよう!

112人が本棚に入れています
本棚に追加