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そんなこんなで学校に着くと、門に先生が立っていた。
時計を見ると、もう入学式の時間になっていた。
「強行突破?」
「それはやべぇだろ。入学初日にそれはやばい」
「じゃあどうする?」
「裏から行こうぜ」
「いいね!」
怖そうな先生から逃げるために入れるところがないか、裏門に行ってみた。
まあ、そこにも先生はいるわけで…。
でもこっちの先生は優しそう。
訳を話したら、通してくれないかな?
「優羽、駐輪場行ってこい」
「は?」
「いいから早く」
「う、うん」
なぜか颯真に駐輪場へ行くよう言われた。
行ってどうなるの?確かに体育館に近いけど、先生いるでしょ。
なんと、駐輪場には見張りの先生がいなかったのだ。
私は颯真に知らせるためにもとの場所に戻った。
「颯真!いなかった!」
「しっ!声が大きい。じゃあ行くぞ」
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