#EX03-03.この想いは止まらない *

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 わたしの求める、激しい腰使いで、迷いもなく、限りある未来を切り開いていく。  わたしは、必死に彼にしがみついた。振り落とされないように。――見失わないように。 「ああ……遼一さん、わたし、また……っ」 「おれもいく」  しっかりと彼はわたしを抱き寄せ、 「一緒に、いこうぜ莉子……同じ景色を見るんだ……ああ、愛している……!」  彼の、野性的な息遣い。彼のペニスに絡みつくわたしの襞の奏でる音。日頃はクールを装っているのに、このときだけは本能を剥き出しにする遼一さんの真性――  すべてを感じながらわたしはまた、見たことのない景色を見つめ、その美しさにふるえていた。  *
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