幼少期

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流星号応答せよ、流星号。 来たな、よし行こう! 流星号とあの腕時計が欲しかった。 流星号はマッハ15のスピードと自動操縦も可能で、海底から宇宙までも移動できる。 腕時計には無線機能は勿論の事、時間まで止められる優れもの。 紙に書いた腕時計を巻き、ジェッターを真似て流星号を呼んでいた。まさに妄想!夢のまた夢だけど、私の目と頭の中ではそのシーンが鮮明に再現されていた。母親に叱られそうになると時間を止め、マッハ15のスピードで無事脱出に成功!最高じゃない!! 我は未来少年なり。
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