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「ねーねーたけちゃん。このあと時間ある?話したい事があるんだけど」
……えっ?
「あっ、別に告白するわけじゃないからね?」
「いいやそれは分かってますよもちろん」
あー焦った。本当心臓に悪いからこういうのやめてほしい。
「それで、話したい事って何?」
「あーゆっくり話したいから下大岡でどっかレストランでも入ってそこで話してもいいかな?」
「わかった」
……告白じゃないとするとなんだろうか。やっぱり昨日のこと俺に対しても怒ってるのかな?もし楢原さんを怒らせたとしたら何されるんだろうか。怖い。
頭の中が怖いという単語でいっぱいの中下大岡に到着し、俺と楢原さんはサイゼリヤに入り注文を済ませた。
ドリンクバーを頼んでお互いドリンクを持ってきて席に着くと楢原さんはやっと話を始めた。
「まず最初に今日は疲れてるって言ってたのに強引に生徒会に連れて行っちゃってごめんなさい。」
「いや、疲れてるって言ったのはあいつと行動したくなかったから行っただけで大して疲れてなかったし放課後は暇だったから気にしなくていいよ」
とりあえず落ち着くためにコーラを飲みながら答えたものの、頭の中では早く本題に入ってくれしか思えず、と全く落ち着くことはできなかった。
「ありがとう。それで話っていうのはさ……」
「うん」
昨日の事なんて怒られるのだろうか、そして何をさせられるのだろうか。俺はそのことしか考えることができず、心臓がバクバクしていた。
「たけちゃん、生徒会に入ってくれないかな?」
……は?
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