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「結婚式たぶん、泣くと思う。」そう言った君が落とした視線が辛そうで「俺がいるよ。」と返そうとしたし、ついでに君よりも大きなこの胸に引き寄せようともしたが「パンダにならない程度にな」とからかうことしかできなかった。二人が逃したタイミングを嘲笑うように風は吹く。来月、君は結婚する。 「親友」 20180526 お題なし これを元に書いた小説↓ https://estar.jp/novels/25577308
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