ない小説の一節
1/7
読書設定
目次
前へ
/
42ページ
次へ
ない小説の一節
①インクがにじんでいく。紐でぐるぐる巻きになった五年間の集大成はいま、気休めの網を被り、ブロックの囲いの中で私とともに雨粒を浴びている。広がっていくオレンジ色は、隣の赤色と混ざり合い、溶けていく。 ――ほら、負けちゃうよ。 私はこのとき初めて、オレンジ色が馴染みやすいことを知った。 テーマ:努力報われない系
/
42ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
478(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!