赤い。赤い。紅い。

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だが穢れた血じゃダメだ。 駄目なんだッ! ダメ過ぎる! でも――君はそうじゃなかったよ? 君とは、ただ道ですれ違っただけだった。 でも僕は感じた。ありありと、この身に感じたのを覚えている! あれは電撃に穿(うが)たれたような感覚だったよ。 ――君の純心に――
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