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「うっあ…!ひっ、あっあぁ!まっ…まて、ディラ、ンっ!クるっクるから…っ……あっああぁっひっ…うぁ──っ〜〜〜〜!」
レヴィの静止も聞かず、ディランは荒い呼吸を繰り返しながら腰を打ち付ける。レヴィはうつ伏せで枕に顔をうずめてイく衝動に耐える。無意識に逃げようとするが、高く突き出すように引き寄せられた腰はディランの腕の中だ。
「とま、れ!ぐっ、あ、あっ!とまっ…く、れ!ひっ、ぅ…!」
激しく揺さぶられ強制的にイかされる。涙ながらに訴えても敏感な中をぐちゃぐちゃに掻き回されて、倦怠感と暴力的なまでの快感がレヴィを襲った。
「はっ…はっ、レヴィ……くっ──」
形だけ装着していたゴムはとうの昔に意味を無くしていた。おさまりきらなくなったディランの白濁がレヴィの太股を濡らし、シーツに染みを作っていく。
もう何時間も続く中でレヴィの身体は互いの体液にまみれ、うなじから内腿に至るまで隙間なく噛み跡や鮮やかな鬱血で埋め尽くされていた。
「レヴィ……顔を上げろ、いつまで…枕に抱きついてるつもりだ……?」
ディランは微かな喘ぎを零すレヴィの肩やうなじにキスを落としながら囁く。
「どこ、で…っ、スイッ…チ、入った…んっ……だよ、クソ、ぅあ…!」
明らかにいつもと違う、まるでレヴィの身体に己を刻み付けるかのような抱き方に、レヴィは絶え絶えな息で困惑を示す。わざとらしいリップ音に身体をピクッと震わせ、行き過ぎた刺激を逃がすようにシーツを掴んだ。
「こら、レヴィ…その手はなんだ?お前を抱いてるのは、俺だろう……?」
ディランはレヴィの両腕を掴むと自身へと引き寄せた。後ろ手で引っ張られたので自然とレヴィの上半身もベッドを離れる。丁度腰と同じくらいの高さまで上げると、ディランは再び熱を持った陰茎をレヴィの中へと一気に突き入れた。
「かっ…は、────!?」
突然の衝撃にレヴィの瞳からは生理的な涙が零れ落ちた。
ビリリッと電流のような感覚が脊髄を駆け巡り脳へと到達する。目の奥でチカチカと火花が散り、そこで漸くレヴィの頭は先程の衝撃を、散々揺さぶられ熱を帯びていっそう敏感になっている前立腺ごと奥まで犯されたのだと理解した。
"この衝撃は快楽だ"という伝達信号を素直に受け取った身体は、ビクンッと全身を跳ねさせ、喉を仰け反らせた。
「ひっ……ぐぅ、!」
ディランは短い悲鳴を上げるレヴィを満足気に見下ろすと、次はわざとゆっくりと自身を引き抜いていく。
「うぁ…ぁあぁぁ、ぁ…っ…ゃ、あぁ……!」
今までの激しさと打って変わった緩やかな動きにレヴィの身体は物足りなさを覚え、疲労を無視してディランを逃すまいと中を締め付けた。収縮する襞と熱く質量を持った肉棒が擦れる度、ざわざわと疼くような快感が生み出され小さく身体を痙攣させる。
枕も腕も奪われ、噛み締めた唇からは抜けた力の代わりにだらしのない喘ぎが漏れた。レヴィの陰茎は繰り返される絶頂にくたりと垂れ力を失っていた。前立腺を緩く撫でられて射精を促され続けるが既に空っぽの精巣が機能する訳もなく、先端からは蜜がボタボタと滴り汗と混ざって落ちていく。
ディランは抜けるギリギリまで腰を引いて再び奥へと打ち付けた。
「ひっ!あ゙、ぐっ、ひぃ…っん!や、なん…っくる、やば、いっ〜〜〜!」
レヴィは全身をガクガクと震わせて中イキと同時に意識を手放した。
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