あとがき

1/1
前へ
/8ページ
次へ

あとがき

 普段は推理小説(ミステリー)を専門に書いているので恋愛ジャンルは久しぶりです。 この作品をお読みいただいた方、ありがとうございます。  6月のある休日の昼下がりにお昼寝をしていた時のこと。 私は園美と雪斗の夢を見ていました。もちろん夢ではまだ園美と雪斗の名前はついていなく女Aが友達に誘われた夫婦経営のイタリアンレストランで夫婦の息子でウェイターの男Bと出逢い、出逢った瞬間に二人は恋に落ちる、そんな物語の夢でした。 この夢をヒントにして彼女達を園美と雪斗と名付け、短編ラブストーリーを作りました。 昼寝から目覚めた私の一言目は「トマトの冷製パスタ食べたい……」です🍅笑  ミステリーばかり書いているとたまに誰も死なない平和な物語が書きたくなってしまうんですよね。この世界は平和で良き。 園美と雪斗は【早河シリーズ】(※私の長編推理小説シリーズ)のキャラ達とはまったく関係のない本作オリジナルのキャラクターではありますが、世界線は早河シリーズと同じ……かもしれません。 どうかな。ふふふ。(ヾ(´・ω・`)  本作は西暦、20xx年の東京。園美の29歳の誕生日の7月27日は月曜日です。 作中の〈携帯電話〉も読む人によって〈スマートフォン〉となるか〈ガラケー〉になるかどちらでも想像できる書き方になっています。  雪斗がこの先、またイタリアでシェフ修行をすることになった時は園美はどうするんでしょうね。フィクションで生きる彼女達ですけど上手くいって欲しいし、園美と雪斗の幸せを作者は祈っています。  執筆していて園美がいつの間にか大好きなキャラクターになってしまいました。またどこかで彼女を書きたい意欲も出てきて、短編だけのキャラクターにするのも勿体ないかなぁ、なんて。雪斗もね。 二人は私の心の中でこれからも物語を紡ぎ続けてくれるでしょう。  ` ーあとがき ENDー
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加