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ー心地良い場所ー
「俺のだから、ちょっと大きいけど‥」スウェットをかりて、ベットに横になった
「本当にベット使っていいのか?」
「当たり前だ!ジェジュンはけが人だろ?」
「ありがとう…」
「いいって。それよりゆっくり休めよ?」
「ああ」
ベットに横になって、いろいろ考えてた
なんで、あそこにユノが居たんだろ?ユノが助けてくれなかったら、俺は今頃…
昼間、暖かい日が増えたとは言え、まだ3月。下手したら死んでたかもな…
まぁ、それでも良かったかもな。なんて此奴の前で言ったら怒られそうだから、黙っておこう。
そう言えば…ユノは仕事どうしたんだろう?もう昼過ぎだよな…?
今日は確か木曜日… 出掛けた様子もない
俺は痛む身体に鞭を打って、部屋を抜け出した
2LDKと言った所だろうか?独りで住むには十分な広さだ
洗面所やリビングを見渡すが、ユノの姿はなく、元の部屋に戻ろうと踵を返すと、もう一つ開けてない部屋が目に止まった
ここか、、な?
コンコンー
「ユノ…?」
「どうした?ジェジュン‥寝れないのか?」
「ああ‥お前、仕事は?‥行かなくて良かったのか?」
「仕事?…してるよ、家でな…」
「は?」
俺は部屋を覗いた
そこには何台ものPCやら、機材が沢山並んでた
「俺、株で飯食ってるんだ」
「へぇ~…」
「…散らかってるけど、見てみるか?」
「ああ」
俺はユノの隣に腰を下ろし、PCを眺めた
「難しそうだな…」
「そうか?」
「株って儲かるのか?」
「まぁな。儲かる時もあれば、大損することもある」
「ふ〜ん、、俺もやってみようかな?」
「ジェジュンには無理じゃないか?」
「何でだよ?」
「お前、じっとしてられなそうだから(笑)」
「そんな事ないよ!」
「冗談だよ(笑)」
むすぅ~
「起こった顔も可愛いな」
「あ?ふざけんな!殺すぞ?」
「クス…」
なんか、憎めない奴だ…何処まで本気で何処まで冗談なのか…
それでも、何故か一緒にいて心地良かった
でもそんな事、此奴に言ったら、調子に乗りそうだから、言わないでおこう
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