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「ふっ、、惜しいな。狼だよ。。だが、その齢でよく流暢に話せるな。」
そのよわい。。。
「僕、身長は平均より低いですが、12歳です。」
「、、、おかしなことを言うな?流石にその嘘はお見通しだぞ?」
嘘なんかついてないのに。。。そんなに小さいかな?
そう思いベッドに視線を落とすと、明らかに幼児の手が目に入る。
自分の手なの?いやいやまさか、、
そう思いながら手を握って、、開く。
その幼児の手も握られて開かれた。。
「おっ、狼さん!か、かがみ!鏡はありますか!!」
「ほれ。」
僕が自分の手を確かめているところを見て取りに行ってくれたのだろう。
すぐに手渡してくれた。
恐る恐るそれを覗き込むと。
「嘘でしょ〜!!!?!?!!?」
鏡には白い髪をした3歳くらいの男の子がうつっていた。
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