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「なんだ?鏡を見たことがなかったのか?まぁいい。とりあえず朝飯にするぞ。」
驚きつつも席に促されたのでよじ登るようにして座る。
神様、、流石に幼すぎます。。!!
「俺の家、子供用の服がなくてな。寒いだろうがそれで我慢してくれ。」
僕が今着ているのは袖がないタンクトップのようだ。
狼さんの物のようで、だぼだぼでワンピースのようになっている。
しかし、僕は今それどころではない。
「ふっ、そんなに腹が減ってるのか?」
いい匂いのパンにスープ、ベーコンに卵、サラダ。
初めて見る食事は想像していたよりずっと色鮮やかなものだった。
「簡単なものしかないがおかわりもあるぞ。食べていい。」
「あ、ありがとうございます!いただきます!」
とりあえずサラダから手をつける。
これは、、匂いからしてトマトだね!赤ってこんな色なんだ、思ってたより大きいなぁ。
切られているトマトに齧り付くと酸味と甘味が口の中に広がった。
「、、おいしい。。!!」
おもゆなど流動食が多かった真には食感があるというのがとても新鮮だった。
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