特別な日常

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「お前は本当に美味しそうに食べるな。」 「美味しそうじゃないよ、美味しいんだよ!」 パンもふわふわもちもちのとカリカリふわふわなのあるし、香ばしくていい匂いだし。 スープもほうれん草の甘味を生かしてて、、、。 と熱弁しているとソラに笑われた。 「ははっ、もういいから。早く食べなさい。」 「はい!」 僕は本当のお爺様に会ったことがないけど、こんな方だったのかなぁ。 、、、いやいや、ソラはおじいちゃんってよりお兄ちゃんとか師匠みたいな感じに近いな。 一人でそう考えて納得する。 「ごちそうさま。」 「あっ!ソラ!今日は僕が後片付けするから!!」 いつも僕の方が食べ終わるのが遅いので片付けも先に始められてしまう。 ソラみたいに朝早く起きれないから片付けくらいはしなければ、と思っているのだがなかなかさせてくれない。 「ちびすけの身長じゃ届かないだろう。」 「ソラが作ってくれた台があるもん!でも、だから、あの、、今日は、魔法の勉強いつもより長めにしたい、、なって!」 「なるほど、それが狙いか。わかった。じゃあ片付けは頼もうその間に洗濯を始めておいたら自由時間が増えるな」 ニヤっと笑って庭に出て行くソラ。 やった!と心の中ではしゃぎながら残りのサラダとパンを味わって食べる。
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