特別な日常

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「ふう。シーツも洗うと壮観だな。」 「だね!いい天気で気持ちいい!」 あれからお皿を片付けて野菜の収穫をして、物干しを手伝っていた。 家から近くの木にロープを張り、シーツを干したのが風で揺れていてとても爽やかな景色だ。 「近くにひまわり畑が見える丘があるんだ。お前花とか好きみたいだから昼はそっち行って食わないか?」 というソラの提案でお昼はおにぎりを作ってピクニック気分だ。 こっちの世界にもお米はあったが、おにぎりというのはなかった。 いつか、僕が作ってみたいと提案して朝ごはんにしたらソラが気に入ってくれた。 ソラも真似をして作っていたが料理上手なソラでも肉球では握れないし毛がついてしまいご飯が食べられなくなってしまった。 まあそれも楽しかったのでいい思い出になってる。 「この使い捨ての手袋すごくいいぞ。料理の時に手でできるのは楽だ。」 おにぎりを作る時に思いついた手袋。 保存袋を手の形に切り取り火で癒着させたもののおかげでおにぎりも作れるしソラの料理のレパートリーも増えた。 手袋を使うたび真も嬉しくなっているのは小恥ずかしいので内緒にしている。
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