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「ふふふ。とても素敵な瞳だね。」
呆気にとられている僕に優しく話しかけてくれたその人は、金色の瞳に長い金色の髪の毛。
透き通るような白い肌に天使様のような服装。
ここが僕が住んでた地球じゃないのは確かなようだ。
「目が、、見える?見えてる。。?それに、ここはどこですか。。?」
頭の中がはてなで溢れかえる。
聞かせてもらったお話の世界にもこんなに消えてしまいそうなほど美しい世界はなかった。
「そうだよ。残念ながら真君。君は君が住んでた世界から切り離された、、つまり死んでしまったんだ。12歳という若さでね。」
「それは、、はい。理解してます。、、、、僕が最後に言ったお母様への言葉は、届いていますか?」
こんな白い世界見たことがないから、、、、。
そっか、もう、苦しい思いしなくていいんだ。
でも、たくさん迷惑かけたお母様に伝わっていて欲しい。
たくさん迷惑かけてたくさん泣かせてたくさん傷つけたから。
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