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「おきに、、いり?です?」
「君の前世は天使、しかも創造神補佐。何かの手違いで人間に転生してしまったけど本当は私の補佐になる予定だったんだ。君が前世で消滅した理由も、下界に召喚された君の部下が戦争に巻き込まれているのを庇って。。。私はずっと世界を見ているけど君ほど綺麗な心を持った人は見たことがないよ。」
そんなことないと思うんだけどなぁ。
お母様もお父様も僕を見捨てずに育ててくれたし。
(本当のことは言わないでおこう。)
創造神は真の心も真実も知っていた。
真が母親だと信じて疑わないのは親達が雇った家政婦であるということ。
母親も父親も最初は後継として視力が無くても人並み以上に学習能力が高く幼児の頃から秀才と扱われていた真を可愛がっていた。
しかし弟が生まれてからは用済みとばかりに家政婦に全てを押し付け、医療費もろくに払わず。
もし、まともな治療を受けていたなら真の命の灯火は消えていなかったのかもしれない。
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