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ジャックを1度睨みつけると、モゾモゾと手を動かしパーカーを着てしまう。
今俺は、あぐらをかいたジャックの上に腰を置いており、下からジャックを睨みつけている。
「やっぱてめーか」
「なにがだ?」
「寝てたのがだよって、やめろ!何してんだよ!」
「何って、昨日は俺を情熱的に誘った尻を誘うように振ってたからな。昨日のが忘れられてねぇのかと思って。」
ジャックが俺の足をつかみ、股を開かせてくる。
俺は、丸見えになる俺の息子をを隠すように片手でパーカーを下に引っ張り、腕の力に抗おうと足を閉じる。
「おい、抵抗すんな」
「逆に抵抗しねぇ方がびっくりだわ。」
ぎりぎりと音がしそうなほどお互いに力を入れて攻防を続ける。
「っはぁ!?おま、どこ触って!」
ジャックが俺の尻の筋をゆっくりと撫でる。
「今更恥ずかしがんなよ」
「いっみわかんねぇよ!
まじふざけんな、さっさと手を離せ!」
蹴りを入れるがその足を簡単に掴まれてしまう。
伸ばした足を掴まれたせいで簡単に足の間を開かれ、その隙間にジャックが体を入れてくる。完全に閉じられなくされてしまった。
ジャックの体を締め上げるようにぎりぎりと足を閉めるが、あいにく腰が痛くて上手く力が入らない。
ジャックが余裕そうな顔を浮かべながら、俺のケツに置いていた指を下に下ろしていく。
「暴れんな」
「暴れるわ!!!
俺は、男と寝る趣味なんてねーって.....」
1発殴ってやる!と思い顔を上げると、隠している俺の息子以外が全て見える。
そして、その太ももの部分には、真っ赤な情熱的な痕が大量に付いていた。
カッ!と顔が一気に赤くなるのがわかる。
それを見たくなくてパーカーを伸ばそうとするが、ブカブカのパーカーを来ているわけでは無かったので全く隠れる気配はない。
上にあげれば俺からは見えないが、俺の息子はジャックに丸見えになってしまう。
くっそ!と思いながら、ジャックを睨みつける。
「まだ柔けぇな」
「ひっ!」
俺の後ろの穴をグリグリと押す。
意味のわからない感覚に、本気で抵抗しようと手足を使ってジャックの肩を押す。
「暴れんなって」
「ふざけんな!んなとこさわっ!!!」
グリッと後ろに意味のわからないものが侵入してくる。
なんで入るんだよ。という自分の体に対する疑問と、濡れてないことで痛むことで、上半身を起こしてジャックの肩を掴む。
「まだ全然入るな」
「痛い痛い痛い!ふざけんな!まじで!!」
グリグリと侵入してくるジャックの指に恐怖を感じながらジャックの肩を叩く。
「あ?あぁ、濡れてねぇからか」
ジャックが軽く舌打ちをすると指を抜く。
「本気でふざけんなてめぇ、いい加減離せやこのやろ.....」
後ろから指は抜かれたが、未だに尻を揉んでいるジャックの手を外すように引っ張る時にちょうど視界に入る。
.....は?
いやいやいやいやいやいやいやいや。
入ってないよな?さすがに無理だよな?俺のケツちゃんと正常だよな?
この際やったかやってないかは置いておいて、やってるなら、は?俺のケツ大丈夫?死んでね?いや、本気で。
「なぁ」
「あ?なんだよ」
ジャックが俺のケツを揉みながら俺の方を向く。
ケツ揉むのをやめろ、てか、触んな、てか、離れろ。
言いたいことは大量にあったが、とりあえず一番聞きたいが、聞きたくないことを聞く。
「それ、入ってないよな?」
ジャックが意味わかんねぇ、って顔をして俺が指さしたものを見る。
俺が指さしたたのは、もちろんジャックの息子。それはもうご立派でデカくて朝だということで少しだけ反応を示しているそれだ。
いや、元気いっぱいの状態じゃなくてそれって、いやいやいやいやいやいやいやいや、入らないよな?物理的に無理だよな?大丈夫だよな?俺の処女。
ジャックが俺の指を指したものを見て、ペロンと俺が頑張って下ろしていたパーカーの裾を持ち上げられる。
はぁ!?!?
驚きすぎて咄嗟の反応が遅れる。
急いで奪い返して俺の大切な息子を隠すが、ジャックは既に俺の息子を見終わった後で、フンと鼻を鳴らして笑う。
あ?笑ったか?笑ったよな?笑うなよ!
そりゃてめぇの凶器見てぇなもんと比べられたら俺の、てか、日本人のなんか可愛らしいもんだろうが、てめぇがおかしいんだよ。
ガンを飛ばしながらジャックを睨むと、ジャックは肩に置いてある俺の腕をとる。
「は?はぁぁ!?」
グイッと引かれ、その勢いで上半身がジャックの方にさらに持ち上げられる。
いってぇぇぇぇえ!!!!!
いきなり来た激痛に耐えれるはずも無く、ジャックの肩にギリギリと爪を立てて痛みを堪える。あと叫ぶのも。
「今入れてみたらわかんじゃね?」
「は?」
痛みを忘れるほどの発言に、思わずジャックから体を離して顔を見る。
その顔は冗談というより、この後の事を考えて面白い、という顔で笑っていた。
いや、馬鹿か?んな事出来るわけねぇし、てかやるわけねぇよ。
ジャックは朝だから反応しているものを、俺のケツの谷間にグリグリと擦り付けてくる。
んな凶器を擦り付けてくんな!てか、無理だろ!絶対無理!俺男!女でも入るかわかんねぇよ!
「ふざけんな!離せ!俺は帰る!」
バタバタと足を動かしジャックの背中を蹴り、手のひらで無駄に近いジャックの顔を後ろに押す。
「チッ、めんどくせぇな」
は?うわぉぉぉお!?!?
ジャックは舌打ちをすると、俺を肩に担ぎ上げる。
ジャックは座っているので、必然的に目の前にはジャックの背中とベッドの白い掛け布団が視界に入る。
「何すんだよ!離せ!」
「わかったわかった」
なにがわかったから分からない返事をしながらジャックが立ち上がる。
いきなり高くなった視界に恐怖し、思わず大人しく担がれてしまう。
てか、立ち上がっただけでこんなに視界高くなるとか、てめぇどんだけ足長いんだよ。
意味のわからない所に内心キレるが、もちろんジャックに伝わるはずも無く、ジャックはそのままベッドから降りて歩いていく。
「どこ行くんだよ!」
「あーうるせぇって」
さっき見たズボンが落ちていた扉をぬけ(ズボンはジャックが足を使って拾った)、ベッドがあった部屋よりも広く、更にデカいテレビがあり、くっそみたいデカい窓が開いており、そこにはテラスが付いている部屋がある。
いや待て、こっちはリビングか?
は?寝室だけであの広さかよ。寝室だけでキングサイズのベッド3つは軽く入るぞ。
無茶苦茶広そうな部屋に圧倒され、俺は、静かにジャックに運ばれて行った。
リビングを抜けダイニングキッチンの方に行き、そこにある扉に入る。
少しだけ狭くなったそこに首を傾げ辺りを見渡すが、あいにくダイニングキッチンの景色しか見えない。
まぁ、後ろ向きに担がれてるから仕方ないっちゃ仕方ない。
ガラ、っと、何かをスライドさせる音が聞こえる。と、パーカーの背中部分を引っ張られ、床に下ろされる。
意外に勢いは無く、丁寧に降ろされたことに驚きながら辺りを見渡す。
バス、ルーム?
結構広めで、俺の後ろには海外では珍しい浴槽が備え付けられているそこは、どう見てもバスルームだった。
ジャックに降ろされたままの姿勢、床にペタンと座り込んでいるままジャックを見る。
ジャックはシャワーの蛇口を捻った。
捻った?
もちろん捻るとシャワーから水が出てくる。
真正面からそれを被った俺は、避ける暇もなく全身に水を浴びる。
「浴び終わったら出てこい」
「は?」
それだけ言うと、ジャックはバスルームを後にする。
え?それだけ?
いや、てか、俺のパーカーずぶ濡れ!!!!
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