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「「「「きゃーっ!棟梁様!!」」」」
はぁ~い。こんにちわぁ。
歓声を浴びている俺はぁ、
高等部2年、生徒会会計の棟梁 鈴也って言うんだぁ。
世界でも名を馳せている大企業、棟梁家の嫡男なんだよぉ~。
すごいでしょぉ。拍手ぅ。
って、冗談、冗談。
だからその目やめて
ここからは普通に喋ってあげる。
改めて自己紹介。
俺は、棟梁鈴也
上記の通り、世界でも名を馳せている超ド級のお金持ち
といっても、よく小説にあるような箱入りお坊っちゃんじゃなくて
小学校までは諸事情により市立の学校に通ってたから
ある程度、庶民的なことは知っているつもり
学園内では上のような喋り方をしていて、理由はまぁ癖みたいなもんだね
ちっちゃい頃から棟梁家の名を背負っているから、庶民にも
媚びられるというか距離を置かれることがほとんどで…
まぁ、自分と生まれや立場が違うっていうのは頭では理解できていたものの
それを我慢できるほど大人じゃなかったから
今までの丁寧口調を真逆の軽い口調と外行き用の笑顔にしてみたら
あら不思議
媚がなくなったではないでしょうか
見た目と口調のせいで敬遠されがちだったのが
逆に話しかけやすくなったって友達も出来るようになった
実は俺の他にも一人超絶美形がいてそいつ(幼馴染み)は結構社交的な性格をしていたから
その影響もあるんだろうけどね
まぁ、そうやって意外と充実した日々を送っていたよ
それから楽だからと、続けてたら染み付いちゃって
抜けなくなっちゃったんだよね
丁寧な口調も出来るけど素の口調はもうチャラ男口調
ここに入学してから、当然とばかりにまた媚は出てきたけど口調を変えたところでこっちは金持ちばっかだから下がらないのは分かっているしね
詳しくは前ページのキャラ設定を見てもらえれば
ここから先の話はついていけると思うよ
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