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目が覚める。
小鳥のさえずる声と、カーテンの隙間から射し込むうっすらとして光、あとは、毎日うるさく叩き起こしてくる目覚まし時計で目が覚める。
「うん!いい天気!」
カーテンをおもいっきり開けると、外は雨だった。
「でも、いい天気!」
着替えてピンクの傘を持ち、外に飛び出す。
そこに彼は居て、笑顔で彼は言うのだ。「雨、上がりませんね?」
私も嬉しくって答えてしまう。「ええ。でも、いつかは止むものです」
THE END
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