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この狼男と子供は身内なのだろうか。
だが、他の奴らもそうかと言うとそんな訳はなく騒ぎ出す
「な、何言ってんのよ!!私達も逃がしてよ!!」
「そ!そうだ!!!そこの子供も1人で外に出てもどうせまた捕まるのがオチだろ!!それなら僕らをだな……!!」
「うるせぇ……今ここで裂いちまうぞ。」
狼男が他の奴らに睨みを聞かせると一気に静かになった
そしていつの間にか押しのけられてた子供が前にはい出てきた
「やだ……カムイも一緒に……。」
花の子供が狼男に縋りよる
「セリカも黙ってろ。……魔法使い、頼む。」
狼男がカムイ、この女の子がセリカか。
「モノ子、この2人ラボに送っといて」
『了解しました』
モノ子が次元の隙間から現れる
見た目的には黒い円からモノ子がニュルんと出てくるような感じだ
「な、なんだそれ!!魔物か!?」
「向こう行ったら何も触らないようにね〜」
『 行きますよ。口を閉じなければ下をかみます』
手をヒラヒラしていると2人の真下に例の黒い円が現れて2人を飲み込んだ
「ほぉ!!今のは転移魔法かい!?珍しいものを使えるのだね!!」
謎の賞賛の声に振り返るとピエロのような男がいた
「魔法?ここには魔法と言えるものがあるのか」
「?何を言ってる?狂ってるのかい?」
「ピエロに言われたくないっての。俺もサヨナラしようかな。」
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