3人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから月日は流れて高校生になった。
あの夏から君と距離が出来てから
すれ違うことはあっても話すことはなかった。
君が部活を何しててバイト先はどこで…とか
たくさん話してたあの頃だったら把握出来てた。
部活で忙しい君と友達と遊び暮れたあたし。
毎日すれ違う。同じ施設にいるのに会えない。
それがいつの日か当たり前になっていった。
君が好きって気持ちもあの頃に比べたら小さくなってたのかな。でもやっぱり好きな人が出来ても君と比べてみたり、告白されても君が告白してくれたらなって思ってみたり。君と比べてる自分が1番最悪なことくらい誰よりも分かってた。
けどね、好きって気持ちは小さくなったよ。
ふとした瞬間に思い出すのも君で辛いとき声聞きたくなるのも君で、、だからまだあたしの中には君がいるんだよね。好きな人が出来ても中途半端だったのは君がまだあたしの中にいたから。彼氏が出来ても中途半端だったのは君がまだあたしの中にいたから。
ずっとあたしの中に君がいた。
距離が出来ても君があたしの中にいた。
もー高校卒業したらあたしは地元離れるから
地元離れる前にちゃんと君と向き合いたいと思ってた。最悪だけど最高だった再会を神様はくれた。
ありがとう。
最初のコメントを投稿しよう!