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早苗は近所のスーパーで働いている、と言っても昼の2時半までのパートだ、就労時間が終われば、そのスーパーで晩ごはんの買い物を済ませ帰宅する。
ほぼ毎日買い物をするので、使い切れない食材を駄目にすることも多々あり、夫である和志から「食べ物を大事にしなきゃ駄目でしよ。」とたしなめられた事もある。
しかし、今日は夫和志のリクエストに応えなくてはならない、グリーンカレーはいつもの買い物では作れないカレーなのだ、真空パックされた筍の細切りやココナツミルク、そして、サバの水煮缶とめんつゆストレート。
和志の好きなグリーンカレーはサバ缶を使ったシーフードグリーンカレーなのだ。
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