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ゴキブリ
第3回目のテーマは「ゴキブリ」です。「幽霊」「宇宙人」ときて「ゴキブリ」? 「はぁ?」と思う方もいらっしゃると思います。ですが語らせて下さい。先ずは何も言わず読んで!
ゴキブリは、昆虫綱ゴキブリ目のうちシロアリ以外のものの総称です。全世界に約4000種、うち日本には南日本を中心に50種余りが知られています。世界に生息するゴキブリの総数はなな、何と1兆5000億匹ともいわれていて、日本には236億匹(世界の 1.58%)が生息しているらしいです。はい、ここまでウィキペディア先生を参照しました。いや気持ち悪っ!! もう書くのやめたい。
皆さんは「ゴキブリ」、好きですか? 聞くまでもないか。絶っっっ対に嫌いですよね!? 私も嫌いです。まじで何であんなに気持ち悪いんですかね? 生理的に無理って「ゴキブリ」のためにあるような言葉だと思います。「ゴキブリ」って毎回強調して言うのも嫌なので、これからは別の表現をしますね。
そろそろ本題に入りましょう。今回、私がなぜ「G」を取り上げようと思ったのかというと、「G」にまつわるある実験の記事を読んだからなんですね。
それは遡ること2007年、ロシアの科学者が行った実験です。その内容は何と、「宇宙空間でGの繁殖は可能か?」というものでした。何やってんだマジで!!? 正気を疑う実験ですが、国際宇宙ステーションで2匹のつがいが繁殖を行った結果、「33匹のG」が誕生し、「Nadezhda(希望)」という名前が付けられて地球に持ち帰られたそうです。いや絶望だよ?! もし今後人類が宇宙へ進出したとしても、「G」の恐怖からは逃れられないようです。
さて、ここからは考察になるのですが、「なぜ人はGに嫌悪感や恐怖心を覚える」のでしょうか? 皆さんは、どうしてだと思いますか? 気持ち悪いものや怖いものに理由はいらないって? その通り。
私達が感じる「恐怖」には2種類あると考えています。「経験的恐怖」と「本能的恐怖」です。
まず「経験的恐怖」ですが、これは個人個人の人生の中で「恐怖」した体験が元となり、あるシチュエーションや生物等に「恐怖心」を抱くようになるというものです。例えば、子供の頃にいたずらをした罰で押し入れに閉じ込められて「閉所恐怖症」になったとか、木に登ってる途中で落ちて「高所恐怖症」になった、などです。これは後天的なものです。
一方で、「本能的恐怖」は火・毒物・人間に危害を加える生物など人間という生き物の歴史の中で、遺伝子に刷り込まれた「怖れるべきもの」に「恐怖」するというものです。これは先天的なものですが、「G」に対する恐怖はこの「本能的恐怖」に当たると思います。
「あれ? 矛盾してない?」と思われるかもしれません。「黒光りのアイツ」は人間に直接危害を加える生き物ではないし、毒を持ってる訳でもないのになぜそうなるのか、と。おっしゃる通りです。ただし、今の「G」については、です。
「あの野郎」は3億年以上前からこの地球に生息していたと言われています。私達人類の祖先が誕生したのが200万年前程なので、地球の歴史からすれば大先輩になるんですね。その「大先輩」も200万年前ともなれば、今よりも形態の違う種がいてもおかしくないと思います。 そしてその中には、人類のご先祖様に危害を加えるような種もいたのではないか、と私は考えています。毒針を持つ種がいたかもしれません。何なら今よりもずっと巨大で、人類のご先祖様を捕食するような種もいたのではないでしょうか。そういった歴史があったとするならば、「G」に対して「本能的恐怖」を抱くようになったのも、不思議ではないと思いませんか?
いかがだったでしょうか。今回は身近にいる生物についての話題だった分、より共感していただけるのではないかと思います。というか、まず読まれるのだろうか? 誰も読んでくれなかったら、ただの書き損...。
このページを読んだあなたは、今すぐブラックキャップを買って部屋の隅に置いて下さい。あれ本当によく効きます。ダイレクトマーケティングです。
それでは、今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。
どうか、好奇心に殺されませんよう...。
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