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『喧しわ! 少しは黙って聴きやがれ‼・・ さっきからの話し・・しっかり訊かしてもらいました!・・佐川さんとか云いましたよね? なにが社・交う・辞・令じゃ! アンタが開き直ってどないするねん!・・佐川さん、アンタ誰と話してるか、分かってんのか⁉・・ 少なくともアンタは緒方と云う男の代位弁済をお願いする側やろ! つまり私ら客には、もっと丁寧な口、効いてもらわんとな!・・それがホンマモンの社交辞令というもんじゃ⁉ 違うか!』
横で聞いていた、哲也が驚いた! 「俺に怒る時よりも、もっと本気で怒っとぅる!」
『ホ~、えらい勇ましい女やな・・確かに・・弁済してくれはるんやったら、お客さんには、違いおまへんわな⁉ そら失礼しました・・ところで、いつやったら、払って貰えるんでっかな?』
『契約した時の100万円なら、直ぐにでも払ったげるわ! でも、でっち上げの800なんて・・訳の分かんないモン、誰が払うもんですか⁉』
『それでしたら、マンション出て行ってもらわんとラチあきまへんな!
まっ、奥さんの威勢の良いことに免じて、あと1週間だけ待ったげまっさ、
それでも用意出来んときは、法律に基づいて、執行させていただきまっさかい、よう考えなはれ! ほな・・』
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