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年末
瑞久 side
昨日はアオに沢山甘えて いっぱいキスをして そして…
アオが私を求めてくれて 私も アオを求め愛し合った
口を閉じ 手で押さえ 声を我慢していたから大変だったけど
その後 アオが優しくしてくれて 大事にされて嬉しかった
今は アオに後ろから抱き締められていて 朝から幸せだな
寝返りし アオの胸元へ頬を寄せ
心音を聞きながら もう一度目を閉じる
~~~~
瑞久が寝返りし 少し目が覚めたが この温もりを腕に抱いて また眠る
昨日は 瑞久の可愛さに 沸き上がる熱を受け止めてもらい 事後は余韻に浸りながら 声を抑えるのに 力が入っていた瑞久の肩をほぐした
……ん?
背中に
えっ
首をひねり
菜々ちゃんが私の背中にくっついてる
どうして?
小さな声で
「ななちゃん」
「……」
寝たふりですか…
このままだと また怒られるっ
けど 動いたら 瑞久を起こしてしまうし…
どうする?
なっ
菜々ちゃん何やってんの!?
私のお尻触って
里都さんと一緒だな
姉妹って似るのか?
瑞久は違うけど…って そんな事はどうでもいいわ
右手で 菜々ちゃんの手を押さえようと
んー?
逆に手を掴まれ
菜々ちゃんの腰に手を持っていかれ
いや いや おかしいでしょ
なんか 密着してきた
変な汗しかでないよ
助けてぇ~
えっ あぁ…
菜々ちゃんがベッドから出て 音をたてず部屋を出ていった
助かった…
それにしても いったい何がしたかったんだろう…
~~~~
菜々 side
私 何やってんだろう…
人恋しくて 蒼ちゃんの温もりが忘れられなくて 瑞久の部屋で寝ていた蒼ちゃんの隣へ横になる
本当は 腕枕して欲しかったけど さすがに 瑞久が居ないところではダメだよね
そして 目が覚めた朝も…
求めてしまった
さすがに3人でベッドへ入ると 掛け布団に入りきれず 背中が寒く 断念した
楓もうまくいってるみたいだし 私だけ 一人は淋しい 楓の彼氏の友達紹介してもらおうかな
私の全てを包み込んでくれる優しい人がいいな
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