9人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は怖くなってその場を立ち去ろうとしたが、
「先輩、僕…ずっと先輩のことが好きでした!」
「っ…」
告白⁉
「俺、男なんだけど…?」
大丈夫か、こいつ。
「大丈夫です。わかっています」
「いやいやいや…。なんで男のお前が、男の俺に告るんだよ」
呆れ気味にそう言うと、
「好きだからです!」
「だから…」
「好きって気持ちに性別なんて関係ないです!」
「っ…」
真っ直ぐ俺を見据えるこいつ。
最初のコメントを投稿しよう!