またしても…

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俺は怖くなってその場を立ち去ろうとしたが、 「先輩、僕…ずっと先輩のことが好きでした!」 「っ…」 告白⁉ 「俺、男なんだけど…?」 大丈夫か、こいつ。 「大丈夫です。わかっています」 「いやいやいや…。なんで男のお前が、男の俺に告るんだよ」 呆れ気味にそう言うと、 「好きだからです!」 「だから…」 「好きって気持ちに性別なんて関係ないです!」 「っ…」 真っ直ぐ俺を見据えるこいつ。
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