M子とK子の、素敵な（？）オハナシ

モテモテの先輩の話・・・ですか？

《M子とK子の、素敵なオハナシ》

M子（以下、M）アンタ、さっき、ギャン先輩と、なにかしゃべっていたみたいだけど？

K子（以下、K）うん、雑談くらいはするよ。

M けっこう楽しそうにみえたけど・・・

K それは、ほら、相手は先輩だから、無理矢理に笑顔を作った、的な(笑)。

M アタイも、同じ～

K 同じ？

M アタイも、ギャン先輩と雑談するときは、無理矢理の作り笑顔、的な(笑)。

K ギャン先輩のおかげで、お互い、作り笑顔がうまくなっちゃったね(笑)。

M ところで・・・雑談の中で、アタイの名前、出なかった？

K 出たよ。あなたがギャン先輩に気がある、みたいなこと、いってたよ。

M それも同じ

K ？

M アタイにも、アンタが自分に気があるみたいなこと、言ってた。

K う～ん・・・

M どうやら・・・「アタイとアンタが、ギャン先輩の取り合いをしている」ってことになっているみたい。

K ギャン先輩を取り合い？・・・してないよ。

M ギャン先輩のアタマの中では、そうなっているみたいってこと。

K そんなぁ～、ギャン先輩の妄想だよ・・・よかったら、あなた、ギャン先輩と・・・

M いえいえ、アンタこそ

K あなたこそどうぞ

M アンタこそどうぞ

K (笑)。

M (笑)。少なくとも、アタイたちにとっては・・・

K ギャン先輩を取り合っているんじゃなくて、押し付け合っているってことみたいね～