【怪文書】

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【怪文書】

世の中で起こる事件のなかに【怪文書】が登場することがあります。 【ミユキカアイソウ】 【オワレている たすけて下さい この男の人わるい人 】 など、だれが何のために書いたのか分からない文章があります。 犯人が、意味不明な文章をわざと残す場合が多いそうですが、 なぜか、その”怪文書”を読み解ける人がいたりします。 「ここに書かれているのはこういう意味です」 と、通常の文章を読みように、読み解けてしまう人がいます。 ある村、ある土地、ほんの一部の地域でしか使われていない言葉、表現だと言います。 ですが、その情報(土地について、そこで使われる言葉について)が世に知れることはありません。 読み解けたと言う人は必ず二時間以内に消えてしまいます。 そして、内容を聞いた人も同じく、二時間半以内に消えてしまうとされています。 情報を書き残したメモ、ICレコーダー、スマホなどのなかにも、情報は何も残っていないといいます。
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