ある日『後輩くん』

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「尊敬出来る点というか、肌が凄く綺麗だよね」  スマホを見ながらも的確に良い点を言うイケメン後輩。 「ほんとですか? 叔父が喜びます」  もらった! なんか違和感はあるが、これで今日の俺のアイスは確実のものとなった! やってやったぞ! 情報を手に入れた! 見よ、あつ子、これが俺の真のちか 「あ、でも……」 「え?」 「って、君に言えって先輩から今言われたんだよね。絶対調子に乗るからって」  クソがぁぁぁぁああああ! 仕込んでやがったなぁぁああ!?  スマホで密告文書送ってんじゃねぇよ! 後輩に何言わせてんだ! お前のために聞いてやってんだろうがぁあぁあああ!(※アイスのためである) 「先輩って、あんなに優しいのに、ちょっと意地悪なんだなあ……」  嬉しそうに笑って、ちょっと脈ありじゃねぇかぁぁぁあああああ!
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