敬子を選んだ理由、結城を選んだ理由

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居酒屋大将の店舗 結城純一郎さんに聞きます。 椅子に座ってる結城は 『はい、いつでも大丈夫ですよ。』 単刀直入に聞きます。今の奥様の敬子さんを選んだ理由は? 結城は一瞬笑い 『本当に単刀直入ですね。』 すみません、あなたを選んだ理由、今回その内容のコンテストに応募する為なので。 結城は懐かしみながら 『あれは高校入学した時に同じクラスになって、真田敬子と言う一人の女性を知った瞬間から完全に惚れました。自分の中で凄く可愛いって思ったんです。そしたら他の女子は見えなくなりましたね。』 その時は声は掛けなかったんですか? 結城はテーブルに置いてあるペットボトルの500のお茶を一口飲み 『どうやってきっかけを作ろうかと考えてた矢先に早坂さんと沖谷さんがきっかけを作って頂いて。あの時は本当に助かりました。二人には感謝ですよ。』 どうやって仲が良くなってきたんですか? 結城は照れながら笑いながら 『初めて会話をした時は凄い緊張しましたよ。ただ、このチャンスを生かさなきゃって自分の中では一生懸命でした。』 例えば? 結城はポケットからハンカチを取り出して顔の汗を拭き 『例えば………ですか?例えば、初めて真田家に電話をした時の話しですが、電話のボタンがあるじゃないですか?その電話の最後のボタンが中々押せなくて。』 相当緊張してたんですね。 結城は 『あの時代は、今と違って携帯電話やスマホなんか無かった時代、公衆電話とか家の電話が支流で、中にはうちの娘に男友達はいませんって電話を一方的に切られる事だってありましたから。ただ、真田家はそれがなかったから良かったです。』 時代を感じるエピソードですね。初めての電話はどんな内容だったか覚えてますか? 結城はハンカチで汗を拭きながら笑って 『え〜っと、初めての電話の会話ですか?確か、宿題の件だったと思います。あの時は敬子の自宅に色々理由をつけては電話をしてたと思います。ただ、その色々な理由を考えるのが大変でした。』 結構純粋だったんですね。 結城は顔を赤くして 『あの時まで恋なんてした事ありませんでしたから、敬子を初めて見て気持ちが高ぶっていって、これが恋なんだって感じました。』 告白はいつどこでか覚えてますか? 結城は 『それはある場所で、場所を言ってしまうと、今連載している駅前商店街の便利屋探偵5で出てくるので秘密にさせて下さい。告白する時、凄く緊張しました。ある場所にデートに誘った時に、生まれて初めてあんなに勇気を出して告白しました。』 ここまで長く付き合えた理由はありますか? 結城は別の椅子に座ってる敬子を見て 『敬子と色々苦労しましたが、敬子が一番辛い思いをしたのに、愚痴も文句も言わずいつも笑顔でいてくれた敬子に感謝してるし、色々敬子には助けられました。彼女にはもう感謝と言う言葉しかありませんよね。だから今があると思ってます。あとは居酒屋大将の野間口家とまるやまの小川さんが居てくれたからですかね。』 それでは最後に敬子さんに一言 結城は敬子を見て、椅子に座りながら頭を下げて 『これからもずっと仲良く一緒によろしくお願いします。』 ありがとうございました。次は結城敬子さんに質問します。
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