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結城の横に椅子を用意し、その椅子に敬子は座り照れ笑いをしながら
『何だか緊張しちゃうな。』
結城は敬子に
『大丈夫、俺が横に居るから。何なら手を繋いでようか?』
敬子は顔を赤くしながら
『うん、お願い。』
本当に仲が良いですね。
敬子は笑顔で
『私には純君と華蓮ちゃんしか居ないもん。』
聞いてるこっちが照れて来ました。それでは質問します。初めて結城さんを見た時はどんな印象でしたか?
敬子はペットボトルの500のお茶を一口飲み
『礼儀正しいって思いました。私に必ず挨拶してくれて。で、佳奈枝や小百合がきっかけで純君と話す様にって。』
結城さんと話す様になってからの印象は?
敬子は
『優しい人、私に対して凄く一生懸命なんですよね。今まで私はここまで一生懸命になってくれる人が居なかったから嬉しかったんです。それと凄い話しやすい人で、話をしてても疲れないんですよね。』
好きになってきたのはいつぐらいですか?
敬子は顔を赤くしながら
『話をしたり、まぁ色々と絡んでるうちに少しずつ好きになっていく自分がいました。』
その色々とは?
敬子は笑って
『この質問は、これは今連載中の駅前商店街の便利屋探偵5にこれから出てくるので、遠回しに色々と絡んでと言う表現を使いました。』
それでは、デート先も言えないんですよね。
敬子はまた笑って
『はい、ごめんなさい。』
それでは告白された時の気持ちは?
敬子は照れながら
『その頃にはもう純君の事は大好きでした。ただ、本当に私で良いの?って思いました。純君が真剣に告白してくれたので、私は直ぐに返事をしました。』
結城さんにも質問しましたが、ここまで長く付き合えた理由は?
敬子は笑顔で
『どんな時も純君が一生懸命頑張ってくれたから私は純君に着いて行けたんだと思います。後は野間口君や小川さん達を筆頭に色々な方々に助けて頂いた事に感謝です。私達二人ではここまで来れなかったと思ってます。』
野暮な質問になりますが今幸せですか?
敬子は笑って
『もちろん幸せです。純君とも仲が良いし華蓮ちゃんも生まれてきてくれたし、社員の中瀬さんにも恵まれて、周りの友達も助けてくれるし、太海商店街のみんなも良くしてくれるし、凄く凄く幸せです。』
最後に結城さんに一言お願いします。
敬子は横に座ってる結城に向い笑顔で
『ずっとずっと私と華蓮ちゃんの側に居て下さい。』
今日はありがとうございました。結城家の健康と便利屋純一郎の商売繁盛、駅前商店街の便利屋探偵シリーズのご健闘をを祈ってます。
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