第2章 お店の女の子と……!

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第2章 お店の女の子と……!

その日の仕事終わりに、俺は上司の大崎部長に色々聞いて貰っていた。 「大黒物産の担当者の上村さんなんですが…… 何か僕の事を嫌っているみたいなんですよ。」 「そうか、上村も偉くなったもんだ…… あっ、彼は昔 俺の部下でな、営業のイロハを教えてやったんだ。 根は良いヤツだから、何か君に気付いてほしい事が有るんだろう。 俺のほうから様子を聞いてみよう。」 「はい、ありがとうございます。 宜しくお願いいたします。」 俺は話も一区切りに成ったので、帰り支度を始めた。 「片瀬君、すまんが先に帰っててくれ、恵梨ちゃんが何か相談あるらしいから……」 「分かりました、ではお先に失礼します。また明日から 宜しくお願いします。」 部長も隅に置けないな、包容力有るからモテるんだろな。 …………………… 「恵梨ちゃん、どうした……あれか?」 「まあ、ご挨拶ね……そうだけど、腰痛……」 「どこでヤル? 店の奥? ……」 「恵梨ちゃん、今日は上がったら…… その身体じゃあ、送り狼にも気の毒だけど。」 「ママ、ありがとう。 じゃあ どこかで大崎さんとシッポリ濡れてくわ……ハハハ。」 「お疲れ様、お大事にね。」 「私の部屋でも……お邪魔で無ければ、大崎さんの所でも良いけどね。」 「了解。 すぐソコだから僕の部屋にするか?」 「うん、気負わなくて良いから大崎さんが やっぱり良いね。 力あるから揉み加減もバリエーションあるし。」 「毎度ありがとうございます、話の分かる良客で良かったよ。」 ………………………… あれっ? 大崎部長と さっきの店の女の子が部長の部屋へ入って行ったよ! は~ん、部長ってモテモテなんだな。 明日は眠い目を擦ってるかもね…… まあ、どうでも良いんだけど……神様は不公平だよな。
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