現在______

4/4
前へ
/15ページ
次へ
珠樺は1人家に向かって歩いていた 珠樺の家の場所はボスさえも知らない。 珠樺の家は1人で住んでるとは思えないほどの大きさで、普通の人から見たら豪邸と思うほどだ。なぜ珠樺がこの家にしたかと言うと、珠樺の両親がまだ生きていた頃に住んでいた家と全く同じに設計して建てられたからである。そして広すぎる庭にはガラスで覆われた天井付きになっており、庭の真ん中に両親、カイリの墓石がある。墓石の周りには両親とカイリがすきだと言っていた花が辺り一面に咲いている。 珠樺は家にいるときはどんなに忙しくても1日に一回は墓石の前に座り、無言で目を閉じ、花達に水をあげることが欠かせない習慣となっていた 家にはRED POISONの拠点地から電車と徒歩で帰宅する。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加