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オレは ミミを 傷つけないように
細心の注意を払い慎重に状態を確認
一般的な接合が可能か 調査を行う
♂少しでも痛かったら教えて下さい
♀わかりました
♂初めは指で形状の確認を行います
♀はい よろしくお願いいたします
♂ボディ―オイルはお持ちですか?
♀そういったものは用意がなく・・
♂わかりました では唾液で・・・
オレは舌先でミミの形状を確認する
♂心地よさは感じますか?
♀恥ずかしさが先に立ち・・・
♂リラックスして・・敬語はやめて
♀はい サツキ 変な味 しない?
♂美味しいよ そう 力を 抜いて
♀あ あぁ 何だか 変な気持ちだ
調査を終え オレはミミを抱きしめ
ミミの唇に そっとそっとキスした
ミミはなぜか ツーッと涙を流した
♂どうした? 不安なのか?
♀いや こんな気持ち初めてなんだ
♂どんな気持ち?
♀あたたかい サツキ ありがとう
♂まだ これからだぜ すべては
ミミは震えながら オレの腕の中で
美しく萌え 紅色の蕾を膨らませる
ミミ自身 知らなかった 秘密の花
タンポポの綿毛に触れるほど優しく
上品な生ワインの透き通った甘さで
オレはミミの体に滑らかに忍び込む
引き締まった筋肉がオレに絡みつき
未知の新鮮な快感に翻弄される二人
ミミは震えてオレの背中に腕を回す
♀痛くない 気持ちいい しあわせ
♂一つになっている わかるだろ?
♀こんなに安心したのは 初めてだ
♂今夜は このまま 話をしようぜ
♀ああ だけど胸がいっぱいで・・
♂ステキだ オレまで 胸が苦しい
♀ずっと孤独だった こんな体だし
♂オレを待っていてくれたんだろ?
♀そう思えば 孤独も意味があった
♂その孤独もケーブルでオレに来る
♀ケーブル・・・フフフッ サツキ
♂すべてを オレは受け止めるから
♀サツキ 会えて良かった 本当に
ミミは 新鮮で清らかな魅力に満ち
オレの心に 鋭い銛を打ち込んだ!
オレは初恋にも似た衝撃波に揺れた
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