バラ色の未来

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バラ色の未来

その夜 オレはモモちゃんと結ばれた モモちゃんは 正真正銘の処女だった 最高級の処女を超絶技巧で料理したぜ 必殺遊び人のオレが長年培った技巧! こういう特別な一夜のために 修行は 真面目にコツコツと積むものだと思う モモちゃんはオレの永遠の美しい恋人 素晴らしいストックが2人も手に入る オレは破竹の勢いで三人目に突入する さあ お次のミミさんはどんな人かな ミミさんに出会う前に オレは考えて メメさんの家に調査と報告に出向いた 夕食をご馳走になりながら まず は メメさんの母親と料理の味を 偵察だ 料理は絶品!これなら毎日食べてもOK 母親の性格はメメさんと同じ 淡泊! おしゃべりもせず 必要最低限の言動 よくできたハイレベルな女性たちだ! メメさんの兄は 東大病院の脳外科医 兄は既婚 麻布のマンション住まいだ 兄嫁が 両親との同居を拒んだらしい 当然だ こんな母と娘とは暮らせまい 常識的な女性なのだろうと 推測する メメさんの父親は オレにこう言った 君が同居してくれるのは感激の至りだ 妻や娘は この通りAIのような人間さ 私の話し相手は家には誰もいないんだ オレは正直に質問した お義父(とう)さんに 妻は愛するが恋人を作ってもいいか? お義父(とう)さんは明るく笑って即答した! 家族以外の 誰にもわからないように スマートにお願いしますよ なぜなら 君を東大病院に引き抜く計画なのです オレは お義父(とう)さんと固く握手した! 私も常に 4~5人は女がいます と お義父(とう)さんは さも自慢げに言った! お義父(とう)さんは得意満面な笑みを浮かべ そのうち 具体的な手法を伝授します 妻と娘には正直に伝えても大丈夫です 彼女たちは自分の計画を遂行する上で 我々は種牛としての機能を果たす以外 何の役割も期待されていないのだから と言った オレとお義父(とう)さんは笑った こんな愉快なことがあるだろうか?! 最高だ!オレは未来がバラ色に見えた 
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