好きだね

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
「音楽好き」という人が、職場にいる。この人が困ったモノで、 「上原ひろみの音楽はジャズじゃない。」とか、 「マイルスの50年代は本物だ。とか、 「ヒノテルも、ナベサダも、真似っこだ。」とか、 ご意見がひん曲がっている。 ジャズというのは、19世紀末から、20世紀前半に形作られた、アメリカの音楽で、 1人でやるもの、3人でやるもの、17人でやるもの、 完全に譜面通りにやるもの、完全にインスピレーションでやるもの、半々のもの、 歌入りのもの、楽器だけのもの、 エレキのもの、生楽器のもの、打ち込みのもの、 様々な形を吸収した、非常に裾野の広い音楽の総称です。 究極、音楽のジャンルというものは、1アーティスト、1ジャンルである。 そもそも、音楽のジャンルというものは、レコード会社が、売り上げを伸ばすために作った、 上辺のレッテルでしかない。 ジャンルにこだわる前に、 そのアーティストに、尊敬の念を置き、 そのアーティストの出す音に、全身を預けるべきである。 音楽を楽しむというのは、形でも、理屈でもない。 あなたなりに、音に浸ればいいのである。 ながらでも、没頭でも、自由。 ジャズであろうと、歌謡曲であろうと、クラシックであろうと、 あなたが楽しいなら、それが全てである。 本物のジャズ、そんなものは、この世にない。 あるのは、ジャズを得意とする、 お金を払ってでも聞きたくなる、凄い音楽家がいる、だけである。 ジャンルや、譜面や、音楽理論が、好きならば、全力で研究すればいい。 でも、自分の意見に沿わない人を、非難したり、攻撃したりするべきではない。 自分が自由であるというなら、自分以外の人も自由なのだから。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!