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「いいよ。出せよ。生理現象だろ?」  目白さんの誘惑に身体がぶるぶると震えた。  もう限界だ、そう思った時には既に遅く一瞬ジョワ、と開放感が身体を支配する。そこからはもう止めることはできない。目白さんが支えているそこからジョロジョロと尿が流れ出した。 「・・・っ・・・ぅっ、も、・・・おにっ・・・鬼っ・・・!」  目白さんをなじりながらも尿の排出は止まらない。開放感を感じながらも、情けなさと恥ずかしさでどうにかなりそうだった。 「上手にできたな。」  最後の一滴まで出し切った俺に目白さんは満足気に言うと俺の首筋にキスを落とす。  人の排尿姿を見て喜んでいるこの男はド変態だ。いくら俺をいじめるのが楽しいからといってこんな事までするとは。目白さんの頭の中は一体どうなっているのだろう。 「もっ・・・変態!!なにが楽しいんだよっ・・・!」  後ろを振り返り、涙のたまった瞳で目白さんを睨む。しかし目白さんにはいつものごとく少しも効果がないのだ。  目白さんは排尿の終わった俺のそこを呑気にパンツにしまい、ベルトまでし直す。そして余裕そうに目を細めた。 「お前が泣いてる姿可愛いんだよ。最高に楽しいぞ。」  涙の浮いた目尻に目白さんはキスを落とす。  泣いちゃいけない、頭では分かっているのだ。分かっているのに目白さんが予想の遥か上をいく意地悪をしてくるものだからいつも泣かされてしまう。  俺はこんなに泣き虫じゃなかったはずなのに全ては目白さんのせいである。 「・・・ってかアンタさっきからちゅっちゅちゅっちゅ俺にキスしやがって!どーいうつもりだよ!」  耳に首筋に目尻、キスをしすぎだと思うのだ。それにキスをしていいと許した覚えはない。  口付けを落とされた目尻を押さえながらそう言えば目白さんが笑った。 「今更かよ。気付くのおせぇから。やっぱ抵抗しないんだよな、お前。」 「・・・ちがっ・・・!」
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