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「いやあ、未成年だったら泣く泣く君を手放さなきゃだったけど、君すごい可愛いし、スタイルもいいし。大歓迎だよ!なんだったら今日から働いてみるかい?このご時世だし、今日働いた分は今日渡すこともできるよ」
なんですって?!!
お金は喉から手が出るくらい欲しいからすぐもらえるのはありがたい!なんとなくセクハラ発言を受けた気もするけどさらっと流しておこう。
「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
私が勢いよくもう一度頭を下げると一瞬、優しそうな目の前のオーナーがくすりっと怪しく笑ったような気がした。
一瞬だったし、私の頭の中はお金の事ばかりしか考えてなくて特に気に留めなかった。
「それじゃあ、説明と契約書書いてもらいたいから、さ?中に入ってくれる?」
いつの間にか、オーナーが私の腰に手を回していた。私がびくっとすると、さあっと言って中に入るように強引に押し込もうとする。
あれ、もしかして私の想像以上にやばいところなのかもしれない。私の本能が警鐘を鳴らしたとき…、
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