スタンガン

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スタンガン

「えっ?誰?」 と、少し怯えた顔で聞いてきた。 「同じ会社の者ですよ。忘れてしまったんですか?隼人」 私は素直に答えた。 「いや…知りません。それに何で俺の名前知ってるんですか?しかも呼び捨て…」 「帰ってください。それにこんな時間に。迷惑です。」 と、言われた。 迷惑?私が?どこが迷惑なの? 「この手は、使いたくなかった…」 隠し持っていたスタンガンを、隼人の横腹に当てる。 静かな夜に1つ。電気がなる音が、響いていた。
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