和希さん

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「ご飯は?食べた?」 「うん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」 「うん、ここ座りなよ」 和希さんに、外にある椅子を勧められた。今日は晴れてるなぁ。 「俺の親なんだけど、2人とも陸上部だった?」 「確かそうだったような?」 「家でヨーグルト作ってたんだけど、腕の筋肉ばっか鍛えられて。それトレーニングになるって言われてたんだけど…マラソンに関係ないよね」 「ないね」 和希さんはきっぱり言い切った! 「やっぱりねー。足が速くなると思ってやってたんだけどなーって!思い出した」 「そっか」 「あー!遅刻する!行かなくちゃ!」 「行ってらっしゃい」 学校まで全速力。ふん!余裕で間に合ったぞー 優くんは、絶対遅刻しない。そして話を聞いたら、毎日行ってて、病気もしないし、皆勤なんだって!すごいよね。俺なんか遅刻の常習犯と昔言われてたのに。優くんはすごいな。 しかも、学校は義務教育だから、行くのが当たり前だろ?って。うわー、俺にはない発想だよー!すごいけど、勉強はできないんだよ。なんかすごい不思議ー
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