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人種差別
コロナウィルスの悪影響を断トツで受け、医療崩壊が起きているアメリカ。
WHOの中国癒着を訴えて機関を脱退。まるで世界大戦前の日本のような行動だ。とても怖い。
更に警官の過多な拘束により黒人が圧迫死し大規模な暴動が起きた。これで何度目だろうか。
アメリカがとても大変な事になっている。
人種問題は昔からある。白人至上主義の団体も有名だ。自由の国だからそんな存在もまあいる分には許されはするのだろう。
ようやく差別解消法が進み、法律も作られた。日本よりも厳しく何歩も先をゆく。
だが、犯罪の巣窟と呼ばれた黒人スラム街も昔からある。うまく説明できないから詳しくはデンゼルワシントン主演の「アメリカンドリーム」を観てくれ。「マルコムX」も合わせて観るといいかもしれない。
黒人少年が警官の前で走れば窃盗犯と間違えられる程、犯罪者の割合が高いのも事実。肌の違いを抜きにしても犯罪の多い国だ。それなのに黒人ばかりが白い目を向けられてしまう事が多いのが今回の問題の論点である。
マルコムは殺された。最も有名なキングも同じく。遡れば奴隷解放宣言を出したリンカーンも。
まあ、陰謀論は必要ない。肌が違っても仲良く暮らせる事もある。少なくとも環境次第では。映画で言えば「ワイルドスピード」がヒットした理由が多人種の出演者が多いからだったりする。黒人も白人もアジア人も主人公のファミリー達がそれぞれ人気なのも頷ける。劇中で彼らは人種を超えてファミリーと呼ぶ。現実世界でもそれくらい仲良くやってほしい。勿論中東の人々も。
肌の違いで歪み合う人々の国がある一方で同じ肌色でありながら誹謗中傷を繰り返し、自殺に追い込む国があるという。
残念な話だ。
そんな国の人間があるサイトのコメントで「黒人がいなくなれば世の中はもっと平和になるのに」と書いていた。
なんと愚かな人間だろうか。
仮に黒人がいなくなったとしたら、どうなるのか?
経済云々は抜きに、単純に代わりに他の人種がその対象になるだけだ。
世界中の企業や団体からブラックコミュニティへの支持が高まっている。
同じ人種同士で傷つけ合って極端な選択へと追い込む人種を誰が支持などするだろうか。
少し前、コロナ禍によりアメリカでアジア人差別があった。事件現場になった地下鉄の映像ではアジア人に暴力を振るっていたのは黒人であった。
負の連鎖ばかりが続く。
この問題に着地点が決まったのなら全ての人種間を対象にしてもらいたい。
人間てのはみんな憎しみ合って罵り合って争ってばかりいる。
争う「サイズ」が違うだけでやる事は皆同じ。それに気付いてしまうと、とても疲れを感じる。
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