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処刑の当日の朝、居眠りしていた見張り番は目を覚まして人魚を見るなり当然の如く驚き、「ま、魔法が解けたんだ!女が言ってたことは本当だったんだ!」と気づいて脚フェチ王子に報告に行きました。
すると脚フェチ王子は急いで牢屋に駆け付け、「ほ、本当だ!何と美しい人魚だ!これは悪いことをした!ほんとにすまなかった!」と謝って人魚を釈放し、海に返してやりました。
で、人魚は太陽光が射し青く煌めく海の中で初めて自分の自然美に気づき、目から鱗が落ちる思いがしました。そして二度と人間の女に憧れることはありませんでした。
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