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アオが選ばれた理由。
私、アオ。
女王様と、お呼び。<(`^´)>
なーんで、私だけがこぼれ話に
ならなきゃいけないの?
ああ。
私を選んだ理由?
それだけで、この扱いなのね。
失礼しちゃうけど、まぁ許してあげる。
うふん☆⌒(*^∇゜)v
特別扱いされて悪い気は無いのよ。
そうね。
ママが私を選んだ理由は、ママが
私に一目惚れしたのよ。
ママが言ってたわ。
私の他に、数羽の雛が居たの。
それなのに、ママは私を見つけて叫んだのよ!
「並ブルーだ、珍しい!」って。
##
並ブルー?( ゜o゜)
何それ?私の羽色の事なのね。
私、チヨという雄のお嫁さんに
迎えられたのよ。
その時、チイコも居たわね❗️
憎いチイコ、私のライバル(#`皿´)
チヨは優しくて賢い、いい雄だわ。
おしゃべりが得意で、世話好きで私に飛び方を教えてくれたわ。
それに、とても綺麗でイケメン。
物知り。
で、私に教えてくれたの。
『並ブルーは数が少ないんだ。この頃は、
希少な羽色なんだ』
『並ブルー?』
『きしょう?』
まだ雛の私はそう答えた。
『うん。君の白と黒のゼブラ模様に青い色で、
並ブルーというんだ』
『希少は、とても珍しいって事かな』
チヨは物知り。
優しい旦那さんになってくれるわ。
だから、あの時誓った。
大きくなったら、チヨのお嫁さんになろうと(*´∀`)
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