君と最後の1年間

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「美味し~いっ!やっぱさ、冬は肉まんに限る…。」結衣は両手に肉まん2つを両手に持ちながら、肉まんを美味しそうに頬張る。 落ち着けってw一応病人だろ?w そんなに食べたら体に悪いってw 「あははwこれぐらい大丈夫っ!w心配しすぎ~w。」結衣はスマホを起動させる。 「写真撮っていい?。」 え。いいよ。w俺も撮っていい? 「い~よっw……撮りま~す!はいっチーズっ!。」 カシャッ……と、綺麗な音が響く。 「おっ!綺麗に撮れたよ~!。」 俺にもその写真送ってw 「うんっ…!。」 こんな当たり前の会話。 普通の会話。 それだけなのに。 ……目から涙が落ちる。 「えっ……どっ…………ど~したのっ!?。」 結衣はビックリして肉まんを落としてしまった。 ……あ。ごめん。 「どうしたの…?。」 …別に………。 俺は結衣から目をそらす。 「……泣かないでよ……っ。私…我慢してたのに…先に泣かないでよ…。」結衣の目から涙がこぼれる。俺は結衣をそっと抱き締める。結衣の体が暖かくて… 涙がこぼれる。
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