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自分でもクロッチ部分がしとどに濡れてしまっているのが分かる。
きっと内側はもっとひどいことになっていると思う。
慌てて足をすり合わせながら
「あっ、待っ、そこ、……き、……っ」
汚いのでって言おうとしたのに、うまく言えなくて……。
「――ひゃ、ぁ、ぁっ!」
そればかりか、はしたなくも悲鳴のような嬌声が口をついてしまった。
だ、だって奏芽さんがっ。
下着の中、自分でも何となくその存在を感じていた……〝ツンと立ち上がった突起〟に不意に触れていらしたから――。
そこに触れられた瞬間、今まで感じたことのないような強い刺激が身体を駆け抜けた。
……い、いまのっ、な、に……っ?
まるで電流を流されたみたいな……。
でも……電撃を受けてしまった時みたいなピリピリと痛む感じは全然なくて……。
それよりむしろ――。
耳朶から這い降りてきた奏芽さんの舌が、首筋に熱く濡れた軌跡を描く。
その感触にゾクリと身体を震わせたら、囁くようにそっと問いかけられた。
「凜子、気持ちいい?」
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