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内部から込み上げてくるその刺激に抗いたくて、下腹部に力を入れようと試みたけれど、奏芽さんはそうさせたくないのかな。
まるで私が中に力を込めるのを阻止するみたいに秘所の入り口でツンと立ち上がった敏感な花芽をやんわりとこすってくるの。
「あ、……んんっ」
思わず足が小刻みに震えてしまうような秘芽への愛撫に、内部からの未知の刺激が重なる。
その感覚は、強いていうなら尿意に似ていて。
漏らしてしまったら困るって泣きそうになりながら奏芽さんの腕を叩いて「お願っ、そこ、やめっ」って途切れ途切れにお願いをしたのだけれど。
「凜子、変な感じするのも全部普通の反応だから」
まるで聞き分けのない駄々っ子に言い聞かせるみたいにそう言った奏芽さんが、「な? 怖がらなくていいから力抜けよ」って甘く低くささやくの。
「や、ぁっ、そんな、無理っ、だって……トイレ、行……っ」
大丈夫だって言われても……こんなの絶対普通じゃない。
とうとう我慢できなくなった私は、やめて欲しいと奏芽さんの腕に小さく爪を立てたけれど、彼は全然指を引いてくれなくて。
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