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奏芽さんは私の戸惑いを察したみたいに私をそっとベッドに横たえると、布団を引き寄せて布ごと私に覆い被さった。
薄暗い布団の中、私の肌と奏芽さんの肌が直接触れ合っている感触だけがやけに艶かしくて。
見えない……から、かな。
それだけで、何だか彼の温もりがいや増して感じられるようで、その生々しさに胸の奥がキュンと疼いて……下腹部がもどかしくなった……。
そのことに自分自身驚いて、思わずモジモジしてしまう。
奏芽さんがそんな私の下に触れて、腫れぼったく勃ち上がったままの敏感な突起にゆるゆると触れながら、その先の谷間を指先でこするようにして割り開く。
先ほどほぐされて濡れそぼったままのそこは、簡単に奏芽さんの指の侵入を許して。
なのにもう一度最初から少しずつ探るみたいに、私の反応を見ながら奏芽さんの指の本数が徐々に増やされていくの。
奏芽さんが本当に優しく私の身体を開いてくれるから、秘部に指が増やされても不思議と痛みはほとんど感じなくて。
「あっ、……」
そればかりか胸の突起まで同時に攻められて、時折ビクッと身体が跳ねてしまうほどに気持ちいい。
いつしか私の秘所には奏芽さんの3本の指が飲み込まれていて……それがすんなり抜き差し出来るようになったのを確認してから――奏芽さんが静かに私に問うてきた。
「凜子、俺の、凜子のここに挿入ても……いい?」
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