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木こりが、木を切っていると、森林伐採反対の団体が来て揉めはじめ
湖に斧を落としてしまった
すると眩い光と共に女神が現れ
「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも普通の斧かしら?」
と尋ねてきた。
男は
「テレホン使っていいですか?」
と尋ねたが、そゆー設定は無いらしい
女神は、もう一度
「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも普通の斧かしら?」
と尋ねてきた。
男は
「貴方には普通の斧に見えるかもしれないけどさ、これお宝鑑定団に出したら、けっこう値打ちもんだからね」
と面倒さい事を言い出したので女神は平謝りしたあと
「あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも、お宝鑑定団に出したらけっこう値打ちの斧?」
と尋ねてきた。
男は
「普通、今さっき落としたの、どれかわかるよね?えっ?近眼とか?ハズキルーペ貸す?」
女神は男からハズキルーペを借りると
「さっき見えなかったんだけど、あなたの落としたのは金の斧?銀の斧?それとも、お宝鑑定団に出したらけっこう値打ちの斧?」
と尋ねてきた
男は
「値打ちのある斧」と答えると
「貴方は正直ものです、変わりに金と銀の斧をあげましょう」
と言ったが
「いや、いらねーし、俺の斧返せよ」
と言われたので、女神は木こりの斧を返した。
去っていく女神に木こりは
「あんた面倒くさい人だね」
と言われた女神は二度と現れる事は無かった。
でめたし、でめたし
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